仕事を辞めるのは「逃げ」?心を軽くしてくれるおすすめの本

2019-07-13お役立ち

どうも!しまてぃです。

「飽きた」という理由でやめてもいい

これは、元陸上競技選手の為末大さんの言葉です。

わたしはこれまでずっと、「仕事を長く続けることが正しいこと」と言い聞かせていました。

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しまてぃ

仕事を辞めるのは後ろめたさがあるからここでずっと頑張らないといけない

そう思いながら仕事をしてきたんですが、やっぱり好きなことを仕事にしたいと強く思い、会社を辞めて地域おこし協力隊になりました。

その後、為末大さんの『諦める力』を読んで「仕事を辞めた後ろめたさ」というものがすっかり無くなったので、同じような気持ちの人に読んでいただきたいと思います!

耐える人生か。選ぶ人生か。

選ぶために辞める、という選択肢を持つきっかけになりますよ!

「やめる」ではなく「選び直す」

印象的なページがありますので、少し長いですが引用させていただきます!

やめること、諦めることを「逃げること」と同義に扱う傾向は、日本の社会においてとくに強いものだと感じる。

僕は「やめる」「諦める」という言葉を、まったく違う言葉で言い換えられないかと思っている。

たとえば「選び直す」「修正する」といった前向きな言葉だ。

(中略)

「自分には合わなかった」

本質的には、ただそれだけのことではないだろうか。

自分が成功しなかったのは、その分野に合わなかっただけだ。ほかに合うフィールドがあるかもしれないから、諦めて、やめて、移動するのだ。

うまくいってないのは環境が自分に合っていないから、自分が活躍できるフィールドを求めて選び直す。

その結果として「辞める」行為があるというだけ。

そう思ったら会社を辞めるということは、大したことではないのかもしれません。

むしろ、選びなおして自分が活躍できるのであればそんな良いことはないですよね。

でも、なにをもって「良かったか、悪かったか」ということはその瞬間では判断できない、ということも書かれています。

何が失敗で、何が成功か、何がいいやめ方で、何が悪いやめ方か。これはどういう時間軸で見るかによって異なってくる。

だからこそ、自分の中で「納得感」を持って終わるしかないと思う。

(中略)

どうしても実現したいこと、手に入れたいものがあるのなら「この時点でこれができていなければ終わりにする」という基準を、繰り返し繰り返し設定することが必要になってくる。

現在の延長線上にはっきりと目指すところが見えていない場合は、とくにそうである。


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しまてぃ

あのとき辞めて良かった…!

とか

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しまてぃ

あの時辞めなければこんなことには…

なんていうのは、決断した瞬間ではわからず、時間が経ってからわかるものです。

だから辞める決断をする瞬間は、自分の中で「やりきった」とか「このまま続けていても良い未来が見えない」とか、そういった理由で納得感を持つべきということですね〜。

未来と過去、どちらを見て決断するか?

「確かに!」と思ってしまった一節があるので紹介します!

日本人は「せっかくここまでやったんだから」という考え方に縛られる傾向が強い。

過去の蓄積を大事にするというと聞こえはいいが、実態は過去を引きずっているに過ぎないと思う。

これはあるあるですね!笑

ただし、これも2パターンあり、どちらの考え方をしているかで全く違う結果になるだろうといっています。

「もう少しで成功するから、諦めずにがんばろう」

「せっかくここまでやったんだから、諦めずに頑張ろう」

前者は「未来」を、後者は「過去」を見ています。

ただし、前者の落とし穴として

「成功する確率が低いのは薄々気づいているけれども、もしかしたら成功するかもしれないから諦めずに頑張ろう。今までこれだけがんばってきたんだし」

という、願望と希望を一緒にしてはいけない

と言っています。

希望と願望を一緒にしないためには、自分の「体感値」で判断するしかありません。

その体感値はどうやって知るのかというと、

人間は本気で挑んだときに、自分の範囲を知る』のです。

転ぶことや失敗を恐れて全力で挑むことを避けてきた人は、この自分の範囲に対してのセンスを欠きがちで、僕はそれこそがいちばんのリスクだと思っている。

 これは、言葉は違えどいろんな人が言っています。

堀江貴文さんの『多動力』でも似たようなことを言っています。

失敗は成功のもと|失敗が怖くて動けないあなたにオススメの本』という記事も参考にしてください。

また、イチローは引退会見でこんなことを言っています。

自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。

それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、壁に向かっていくことができると思うんです。

それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうということがあると思うので。いろんなことにトライして。

自分に向くか向かないかよりも、自分の好きなものを見つけてほしいなと思います。

(中略)

人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。

 あくまで測りは自分の中にある。

それで自分なりにその測りを使いながら、自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。

そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。

イチローさんのこの言葉はすごく説得力がありますよね……!

「他人と比較するのではなく、過去の自分と比較する」

「過去の自分にとっての精一杯を少しずつ超えていく」

「過去の自分を少しずつ超えていくと成長した自分になっている」

これでいいんです。

あなたはあなた、他人は他人です。

昨日の自分より少し成長できたと思ったら、自分を褒めてあげましょう!

『なりたい自分になれる場所を選ぶ』

自分の理想としている環境、もしくは尊敬している人がいますか?

もしいるのであれば、今の環境を抜け出して、理想とする環境に身を置くべきだ、ということを為末さんは言っています。

人は場に染まる。天才をのぞき、普通の人がトップレベルにいくにはトップレベルにたくさん触れることで、そこで常識とされることに自分が染まってしまうのが一番早い。

これは非常に納得です。

トップレベルが思う「普通」のことに、自分も慣れてしまえばいいのです。

今までいた場所で、今までいっしょにいた人たちと会いながら、今までの自分ではない存在になろうとすることはとても難しい。

つまり、『新たな一歩を踏み出すためには環境を変えるのが手っ取り早い』ということです。

「諦める」という選択肢を持つ

新しいことをやりたいと思った時に、今の環境でそれができるかどうかはとても大事です。

現在の延長線上に「やりたいこと」「なりたい自分」が重ならないようであれば、それは活躍できるフィールドではないのかもしれません。

そのときは、今の環境を「諦めて」、「選び直す」必要があります。

「会社を辞める」ということは決して逃げでもなんでもなくて、自分が活躍できるフィールドに行くために諦めるだけです。

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あなた

今のままでいいんだろうか…?

と悩んでいるかた、為末大さんの「諦める力」を読むと、新しい道が見えてくるかもしれませんよ!