ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れる|基本のドリップのやり方を丁寧に教えます!

2019-11-30自家焙煎コーヒー

どうも!しまてぃです!

ハンドドリップをしてみたい!と思いネットで検索すると、たくさーんのやり方が出てきて一体どれが正解?!と、誰もが一度は混乱すると思います。笑

豆の量、コーヒーを抽出する量、お湯の温度、ドリップ方法など……

見るサイトによって書いてあることが全然違ったりするので統一してよ!!と感じるかもしれません。

でもちょっと考えてみてください。

例えば「野菜炒め」のレシピを検索すると、コーヒー以上にいろんな作り方が出てくると思います。

使う食材、使う調味料、調味料を入れる順番、火加減などもそうですし、もっと言うと使う調理器具も人それぞれだと思います。

でもたくさんのレシピを見ても、統一してよ!とはあまり感じないのではないでしょうか。

なぜなら人によって食材や味の好みがあるからです。

それはコーヒーでも全く同じことが言えて、コーヒーの味も人によって好みが違うのでドリップのやり方も100人いれば100通りあっていいのです。

あなたが「美味しい」と思えたらそれが正解なのです。自由にやりましょう。

とは言えある程度の「基準」はありますので、基準を知った上で好みの味に調整していってください!

調整の仕方まで詳しく説明しますので、コーヒーでも飲みながらリラックスしてご覧ください♪

ペーパードリップに必要な器具

ペーパードリップに必要な道具6個

左上から時計回りに、

  • ミル
  • ドリッパー
  • サーバー
  • ドリップポット
  • フィルター
  • スケール

の6個です!

ドリップポットはコーヒー用の細口のものを用意すると、ゆっくりと安定したドリップができるようになります。

また、ドリッパーは「大は小を兼ねない」と思ってください。

1〜2杯分しか抽出しないのに、6杯対応の大きなものを買ってしまうとドリップが難しくなります。

必ず抽出したい杯数に合ったサイズのドリッパーを選んでください。

コーヒー器具の徹底レビュー記事はこちらからどうぞ♪

コーヒーのドリップは「量」を計ろう

安定して美味しいコーヒーをドリップするなら、スケール(計り)でコーヒー豆の量を計りましょう。

メジャーカップで1杯2杯と数えるのはダメなの?と思うかもしれませんが、コーヒー豆は同じ種類の豆でも焙煎度によって重さが全然変わりますし、ましてや違う種類の豆だとなおさらです。

粉も挽き目(荒い・細かい)によって量が変わりますので、スケール(計り)で計ることをおすすめします。

普通に料理で使うような一般的なもので構いませんので、ひとつ用意してくださいね♪

わたしが使っているスケールは、自宅でのコーヒー焙煎で最低限揃えたい道具4選!実際に使っているものを公開します!という記事で紹介していますので持ってない方はチェックしてみてください。

コーヒー豆の量の基準は1人分(130ml)あたり豆12g

まずは基準を覚えましょう!

1人分(コーヒーカップ1杯分・130ml)抽出するのに必要な豆の量は12gです。

以降、人数が一人増えるごとに豆8g追加してください。抽出量は130mlずつ増やしてOKです。

  • 1人分 – 130ml / 12g
  • 2人分 – 260ml / 20g
  • 3人分 – 390ml / 28g
  • 4人分 – 520ml / 36g
  • 5人分 – 650ml / 44g
  • 6人分 – 780ml / 52g

これが基準です。

飲んでみて味が薄い、濃いとあると思いますので、そういうときは

  • 薄い場合 – 豆の量を増やす もしくは 抽出量を減らす
  • 濃い場合 – 豆の量を減らす もしくは 抽出量を増やす

増減はどのくらい?というのは好みになってしまいますので、少しずつ調整してお好きなところを探してみてください。それがあなたの新しい基準になります。

ペーパーフィルターは縫い目に沿って折る

ドリッパーは円すい型と台形型の2種類がありますので、円すい型のドリッパーには円すい型のペーパーフィルターを、台形型のドリッパーには台形型のペーパーフィルターを使うようにしてくださいね!

ペーパーフィルターは、ドリッパーに密着することで効果的にドリップできるように作られていますので、組み合わせが違ってしまうと上手くドリップができなくなってしまいます。

フィルターをドリッパーに密着させるためには、一手間加えてあげる必要がありますので写真で解説します。

円すい型フィルターの折り方

まず、フィルターの縫い目に沿って折り曲げます。

円錐型フィルターの折り方1

そうしたらフィルターを広げて

円錐型フィルターの折り方2

そのまましっかり折り目をつけてあげます。

そうすると、縫い目が少しはみ出た状態になりますので

円錐型フィルターの折り方3

はみ出た部分を折り込んであげましょう!

円錐型フィルターの折り方4

ここまでできたらドリッパーにセットします。

円錐型フィルターの折り方5

この段階ではフィルターが浮いてますが、粉を入れてお湯をかけると密着しますので安心してください。

台形型フィルターの折り方

台形フィルターも縫い目に沿って折り曲げるのは変わらないのですが、台形フィルターは縫い目が2箇所あるので折り方が少し異なります。

まずは横の縫い目に沿って折ります。

台形型フィルターの折り方1

次は下の縫い目を赤線に沿って折っていきます。

台形型フィルターの折り方2

この時のポイントは、「横の縫い目を折った方と反対側に折る」ことです。


台形型フィルターの折り方3

なぜこうするかというと、横と下が同じ方に折られていると、ドリッパーにセットした時に折られている方だけ浮いてしまい、ドリッパーに密着しないからです。

そうなるとメーカーの理想としているドリップができず、抽出が不安定になってしましますよ〜!

横と下の縫い目をそれぞれ反対側に折ったら、フィルターを広げてドリッパーにセットしてあげてください。

台形型フィルターの折り方4

粉を入れたら平らにならす

挽いた粉をペーパーに入れたら平らにならす

人数分の豆を挽いたらフィルターに入れるのですが、この時ドリッパーのフチをトントン叩いて粉が平らになるようにしましょう。

ここで平らにしておかないとお湯を入れた時にムラができてしまいます。

コーヒーの味はお湯の温度で変わる

いよいよドリップをするぞ!と、お湯を沸かして沸騰したお湯をそのまま使うと苦くて雑味のあるコーヒーになりますので気をつけてください。

コーヒーはお湯の温度が高いほど苦味や雑味を引き出しやすくなります。

コーヒーを淹れる際に「お湯の温度を測るのが大事」とよく言われているのはそのためです。

でもそのためにわざわざ温度計を買うのも負担になりますので、まずは以下のようにして温度を下げてください。

コーヒーサーバーに熱湯を注いでケトルに戻す、を3〜4回繰り返す

コーヒーサーバーにお湯を入れてケトルにお湯を戻す、を3〜4回行う。

最後にドリップポットにお湯を入れるとお湯の温度が下がる

その後にドリップポットにお湯を入れて準備完了。

こうすることでサーバーが温まりコーヒーが冷めにくくなるうえ、お湯の温度も90度〜95度くらいに落ち着くと思います。

またこのとき、コーヒーを入れるカップにもお湯を入れて温めておくと、コーヒーが冷めにくくなります。

「蒸らし」でコーヒーの美味しさを引き出す準備をする

まずは「蒸らし」を行うことでコーヒー豆に含まれているガスを抜き、美味しい成分を引き出す準備をしてあげます。

新鮮なコーヒーほど、また焙煎が深いほど、ガスがたくさん出てお湯を注いだ時にコーヒー豆がモコモコと膨らみます。

ペーパーにお湯がかからないように注ぎ、サーバーに数滴コーヒーが落ちるくらいのお湯の量がベストです。

蒸らし時間は30秒

お湯を注ぐと同時にタイマーをスタートさせるとわかりやすいですよ〜!

中心から円を描くようにゆっくり注ぐ

いよいよ抽出していきますが、このときお湯をドバドバと注がないようにしましょう。

ケトルは一気にお湯が出てしまうのでやめてくださいね。

ケトルから直接お湯を注ぐのはNG

ドリップポットを使って中心にそっとお湯を注ぎ、円を描くように少しずつゆっくりと広げていってください。

ドリップポットを使って中心からゆっくり注ぐ

この時に泡(アク)が出てきますので、泡のフチを沿うように円を広げていくと綺麗にできます。

泡のフチを沿うように円を広げていくと綺麗にドリップできる

円を広げすぎてペーパーにお湯がかかってしまうと、コーヒーの粉にお湯が当たらないままサーバーに落ちてしまいますので薄くなってしまいます。

広げる範囲は、上記画像くらいまでにしておきましょう。

また、抽出時間は3を目標に淹れてみてください。

抽出が長引くと苦味や雑味が出てきてしまいますので、美味しいところだけサッと落としてあげましょう!

前半のドリップは細かいリズムで淹れる

コーヒーは全体の抽出量の1/3で美味しい成分が出尽くすと言われています。

イメージ図で想像を膨らませていただきたいのですが、一番中心部に苦味や雑味といった成分があり、その外側を包むように美味しい成分があるとします。

コーヒー抽出時のイメージ

ドリップの前半(全体の抽出量の1/3まで)は、その美味しい成分だけを少しずつ落としてあげるイメージです。

そのためにどのようにお湯を注ぐかというと、

中心部に小さく2〜4周円を描くように湯を注いだら止め、お湯が少し落ちたらまた中心部から2〜4周円を描くように湯を注いで止める

またこの時、少しずつ円を広げて行くように小刻みにお湯を注ぐのがポイントです。

そうすることで美味しい成分だけが少しずつ出ていき、輪郭のはっきりした味になります。

ドリップの後半は細く長く注ぎ続ける

ドリップの後半(全体の抽出量の1/3〜終了まで)は、前半で抽出した濃厚なコーヒーエキスを薄める工程と考えてください。

後半で前半と同じ抽出の仕方をすると、抽出時間が長くなりますので重たいコーヒーになってしまいます。

どのようにお湯を注ぐかというと、

コーヒーの粉が暴れないように優しく、中心から円を描くようにお湯を注ぎ続ける

中心から外側に向かって少しづつ円を広げて、また中心に戻ってくるイメージで細く長く注ぎ続けます。

この時に注意していただきたいのが、粉の高さ以上にお湯を入れないようにする、ということです。

下記のイメージ図をご覧ください。

お湯がコーヒー粉より上に行かないように湯量の調節をする

コーヒー粉に対してお湯の量が多くなりすぎると、お湯がコーヒー粉を通らずフィルターの外側から落ちてしまうので必要以上にコーヒーが薄くなってしまいます。

お湯が多くなってきたと思ったら2パターンで調整してください。

  • 一度お湯を注ぐのを止めてある程度お湯が落ちるまで待つ
  • ドリッパーに注ぐお湯の量=サーバーにお湯が落ちる量になるよう調整

人数分の抽出ができたらすぐにドリッパーを外す

人数分のコーヒーが抽出できたら、ドリッパーにお湯が残っていても外してください。

抽出が長引くと嫌な苦味や雑味が混ざってしまいますので、もったいないからといってお湯を全部落としきらないようにしましょう。

最後に、サーバーに落ちたコーヒーを軽く攪拌してカップに注いで完成です!

コーヒーは抽出の最初が最も濃く、最後になる程薄くなりますので攪拌することで均一に混ざってくれます。

まとめ

以上がハンドドリップの基本になります。

このやり方が絶対というわけではありませんので、好みに応じて各ポイントの調整をしてあげてください。

コーヒーは飲む楽しみだけでなく、淹れる楽しみもあります。

ぜひハンドドリップを身につけて、淹れるところから楽しんでみてください!

よりコーヒータイムを楽しみたい方は、関連記事も合わせてご覧ください♪

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