焙煎度合い?ハゼ?自宅でコーヒー焙煎する前に知っておきたい用語と知識を解説します!!

2019-05-18自家焙煎コーヒー

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しまてぃ
中深煎りとか深煎りは聞いたことあるけどハイローストとかシティローストってなに…?焙煎度合いって8段階もあるの…?どこで火を止めたらいいの…泣

どうも!しまてぃです!

これ、最初の頃に私が焙煎をしようと思って実際に陥った状態です。笑

なんだか聞きなれない専門用語はいっぱい出てくるし、焙煎度合いも8段階あってこんなん覚えきれん!!

となって、焙煎するのにまずは何を知っておくべきなのかがわからなくて大変でした。

実際に焙煎するために知っておきたい用語はそこまで多くありませんので、最低限知っておきたいものだけをピックアップしてまとめておきます!

ここでは以下の4つの項目だけ覚えておいてくださいね♪

  • 火を止める目安となる「ハゼ
  • よく使われる4つの「焙煎度」の名称
  • 美味しいコーヒーを淹れるための一手間「ハンドピック
  • 焙煎中にコンロ周りに飛び散る「チャフ

それでは各項目について説明していきます!

焙煎度の目安となる2回の「ハゼ」

焙煎する前のコーヒー豆は生豆(なままめ)といい、白っぽいような緑っぽいような色をしています。

焙煎する前のコーヒー豆(生豆)

これに熱を加えることで、おなじみの茶色いコーヒー豆になっていきます。

焙煎後のコーヒー豆

この生豆からおなじみのコーヒー豆になるまでの間に、2回弾けるような音がなります。

これを「ハゼ」といい、1回目の弾ける音を「1ハゼ」、2回目の弾ける音を「2ハゼ」といいます。

1ハゼは少し低めの音で「バチバチッ」と焚き火のような音がします。

2ハゼは高めの音で「ピチピチピチッ」と梱包材のぷちぷちを潰してるような音がします。

1ハゼが終わってから2ハゼに入るまでだいたい1分程度の時間が空くのですが、なかなか2ハゼがこないという方は火力が弱い(豆に十分な火力が届いていない)可能性があります。

また、2ハゼが始まってからは焙煎の進行が急に早くなりますので、火力は少しだけ抑えてあげると良いです。

焙煎度の名称は最初は4つだけ覚えよう!

まずは焙煎度の違いによる味の違いについて説明しておきます。

焙煎度による味の変化 図表

焙煎度が浅いとき(〜1ハゼ終わり)は、苦味はあまり感じず酸味が主体となります。

中くらいの焙煎度(1ハゼ終わり〜2ハゼ開始直後)は、苦味と酸味を程よく感じ、バランスが整ってきます。

焙煎度が深いとき(2ハゼのピーク〜2ハゼ終わり)は、酸味は感じず苦味が主体となります。

これさえ頭に入っていれば、好みの味を狙って焙煎することができますので、最悪焙煎度の名称は知らなくてもOKです。笑

とはいえ、やっぱり名称も知っていると話がスムーズになりますので知っておいて損はありません。

以下に8段階の焙煎度の名称を記載しますが、まずは一般的によく使われる4つだけを赤文字で記すのでそれだけ覚えてください!

  • ライトロースト(浅)
  • シナモンロースト(浅)
  • ミディアムロースト(浅)
  • ハイロースト(中)
  • シティロースト(中深)
  • フルシティロースト(深)
  • フレンチロースト(深)
  • イタリアンロースト(極深)

後ろのかっこ内は焙煎の深さです。

それでは赤文字で記した4つの焙煎度について、詳しく説明していきます!

ハイロースト(中煎り)

1ハゼが終わり、2ハゼが始まるまでの間がハイローストの目安です。

酸味が少しずつ消えていき、苦味が現れてくる焙煎度になるため、酸味と苦味のバランスがちょうど良く整ってきます。

口当たりが軽く、バランスの良いマイルドな味わいにしたいときはハイローストがおすすめです。

焙煎日から3日後あたりから飲み頃となります。

シティロースト(中深煎り)

2ハゼが始まったあたりのタイミングがシティローストの目安になります。

このあたりになると酸味は弱くなり、苦味の存在感が増してきます。

柔らかい苦味が主体の味わいにしたいときはハイローストがおすすめです。

またもっとも一般的で、市販のレギュラーコーヒーに多い焙煎度です。

焙煎日から3日後あたりから飲み頃となります。

フルシティロースト(深煎り)

2ハゼのピークがフルシティローストの目安になります。

ここまでくると酸味は感じなくなり、苦味が強くなってきます。

香りやコクが増してくるため、飲んだ時に口当たりが少し重たい印象です。

焙煎度の深いコーヒーはアイスコーヒーやカフェオレに向いています。

焙煎から時間が経つと豆の表面にはコーヒーのオイルが滲み出てくるようになり、少しツヤっとした見た目になります。

しっかりとした苦味で飲みごたえのある味わいにしたいときはフルシティローストがおすすめです。

焙煎日から5日〜7日後のオイルが滲み出てくるあたりから飲み頃となります。

フレンチロースト(深煎り)

2ハゼの終わりごろがフレンチローストの目安になります。

豆の色はかなり黒っぽくなり、表面はオイルでコーティングされたようになりツヤツヤした見た目になります。

酸味は感じず、強い苦味のあるコーヒーになるため、カフェオレにしてもコーヒー感がしっかり残ります。

ロースト感が強くなり、香りもグッと香ばしさが増してきます。

ドリップする際には苦味が出過ぎないよう、湯温を低め or 蒸らし時間を短め or 挽き目を荒くする or 抽出時間を短くする、などしてあげると美味しくコーヒーが入ります。

ミルクを入れるアレンジコーヒーやアイスコーヒーを作る際にはフレンチローストがおすすめです。

焙煎日から5日〜7日後あたりから飲み頃となります。

焙煎前と焙煎後にハンドピックをしよう

実はコーヒー豆は、コーヒーチェリーと呼ばれる果実に入っているなんです。つまり農作物!

コーヒー豆が農作物ということは、私も最近まで知りませんでした!

農作物ということは、虫食いだったり欠けていたりと、状態の悪い豆が入っていることもあるんです。

それら状態の悪い豆(欠点豆)を取り除いてあげることを「ハンドピック」といいます。

欠点豆

欠点豆は味が悪くコーヒーの風味に影響を与えますので、焙煎前に1回、焙煎後に1回の計2回ハンドピックをしてあげることでドリップ時に欠点豆の混入を防ぐことができます。

美味しいコーヒーを入れるためには欠かせない作業ですので、少し面倒ですがしっかりやってあげましょう!

欠点豆にも種類がありますので、しっかりと取り除きたい!という方は『こんな豆が入ってるコーヒー飲みたい?ハンドピックしてわかった「欠点豆を取り除きたくなる理由」』を参考にしてください。

自宅焙煎の敵、シルバースキンこと「チャフ」

コーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出すと、豆の表面にシルバースキンと呼ばれる薄皮がついています。

この薄皮は処理工程の中で大半が取り除かれていきますが、完全に除去することは難しいため一部が豆の表面に残ったままとなります。

豆の表面に残ったシルバースキンは焙煎で熱が加わると剥がれ落ちて床に大量に飛散していくのですが、この燃えカスになったシルバースキンを「チャフ」と言います。

このチャフの掃除が面倒で自宅での焙煎をためらう方もいらっしゃるかと思いますが、カセットコンロを使い、その下に新聞紙を敷き詰めれば掃除の手間はかなり軽減されます!

カセットコンロを使うメリットはそれだけではなく、火加減の調整の目安をつけることもできますので、詳しくは『【自家焙煎】自宅でのコーヒー焙煎に必要な道具4選!快適に美味しいコーヒーを!』も見てくださいね♪

焙煎する前に知っておきたい用語と知識まとめ

焙煎前と焙煎後には欠点豆を取り除くハンドピックをすることで美味しいコーヒーを入れることができます。

焙煎中には「1ハゼ」「2ハゼ」と呼ばれる豆が弾ける音が鳴り、焙煎度の目安に使うことができます。

最初に覚えておきたい焙煎度の名称は、

  • ハイロースト(中)
  • シティロースト(中深)
  • フルシティロースト(深)
  • フレンチロースト(深)
  • の4つで、焙煎度が浅いほど酸味が主体となり、焙煎度が深いほど苦味が主体の味となります。

    焙煎中には「チャフ」と呼ばれる燃えカスが飛散しますので、カセットコンロの下に新聞紙を敷くと片付けが簡単になります!

    ということで、自宅で焙煎するために最低限知っておきたい用語と知識でした!