はちみつ味噌で漬け込むだけの簡単激ウマ鶏むね燻製

どうも!しまてぃです!
万能調味料と言われているはちみつ味噌をご存知ですか?
その手軽さと美味しさ、万能さで注目されていて大絶賛されているんです!
それだけでは無く、はちみつと味噌は食材に対しても嬉しい効果をもたらしてくれます。
普段の料理を更に美味しくするための知識もたくさん紹介しますので、是非ご覧ください!
知っていて絶対に損はしませんよ!
今回は、そんなはちみつと味噌が食材にもたらす効果と、それを活用した鶏むねの燻製レシピを紹介していきます!
肉にはちみつを塗ると柔らかジューシーになる
はちみつがお肉にもたらす効果は3つです!
- 肉を柔らかくする
- 肉を調理した時にパサつかず、しっとりジューシーになる
- 肉の旨味を引き出し香ばしさがアップ
お肉の中でも特に、鶏むねは調理すると水分がなくなりパサついてしまうことがよくあります。
そうするとお肉が固くなり、なんとなく料理が失敗したように感じてしまいますよね。
そんな「やってしまった!」を防ぐには、少量のはちみつにお肉を漬け込んであげるだけでOKです!
それだけでなぜお肉に良い影響を与えるのか?
それははちみつに含まれるブドウ糖・果糖が関係しています!
はちみつは浸透性が高く、お肉に塗るとどんどん中に浸透していきます。
そうするとお肉の繊維にはちみつに含まれるブドウ糖・果糖が入り込み、肉を焼いた時に収縮するのを防いでくれるんですね!
そして、はちみつには高い保湿性があります!
よくハンドクリームなどにはちみつが配合されているものがありますが、それは保湿性に優れているから。
浸透したはちみつは肉の中で水分を保ってくれます!
更に見過ごせないのが、メイラード反応によって旨味と香ばしさがグッと引き出される点です!
お肉を強火で焼くと焦げ目ができると思いますが、その焦げ目はまさにメイラード反応が起こっている証拠です!
メイラード反応とは、食材に含まれるアミノ酸と糖が加熱されることで旨味と香ばしさが一気に際立ってくる現象のことをいいます。


これを知っているか知らないかで、普段の料理にかなり差が出ますので覚えてくださいね!
それと、1歳未満の赤ちゃんには絶対にはちみつを与えないでください!
厚生労働省の『ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。』にも注意書きされていますが、1歳未満の赤ちゃんにハチミツを与えると、「乳児ボツリヌス症」にかかるおそれがあります。
「乳児ボツリヌス症」にかかると、
- 便秘
- ほ乳力の低下
- 元気の消失
- 泣き声の変化
- 首の座りが悪くなる
といった症状を引き起こす可能性があり、最悪亡くなることもありますので注意です!
味噌はタンパク質分解酵素で肉を柔らかくする
続いて味噌がお肉にもたらす効果ですが、こちらもはちみつと同様にお肉を柔らかくしてくれる効果があります!
そもそも、肉が固くなってしまうのは熱が加わることでタンパク質が固まるからです。
味噌の場合、そのタンパク質を分解しますので熱を加えても固くなりにくい、というのが柔らかくなる理由です!
ちなみに、味噌のような発酵食品はこのようなタンパク質を分解する酵素を持っていたり生み出す効果があります。
タンドリーチキンを作る時にヨーグルトに漬け込むのも、お肉を柔らかくするためなんですよ〜!
はちみつ味噌は1:2で混ぜるだけで作れる
はちみつと味噌がお肉にもたらす影響について学んだところで、いよいよはちみつ味噌の作り方を見ていきましょう!
といっても特別なことは一切しません。
はちみつ1:味噌2で混ぜ合わせるだけで完成です!笑


どの味噌とはちみつを使えば美味しくなるか?というのは個人的な主観になってしまうので一概には言えません。
私は今回は「マルサンアイの無添加あわせ」の味噌と、「バングラデシュ産シュンドルボンのはちみつ」を使用しましたが、コクがあって美味しいです!
はちみつ味噌漬けの鶏むね燻製の作り方
お待たせしました、はちみつ味噌漬けの鶏むね燻製の作り方をご紹介します!
まずは先ほどのように、はちみつ1:味噌2の割合ではちみつ味噌をつくります。
そうしたらジップロックに鶏むね肉とはちみつ味噌を入れて、お肉全体に馴染むようによく揉んでください。


そのまま冷蔵庫に入れ、1日以上寝かせてください。
はちみつも味噌も抗菌効果がありますので、しっかりと味をつけたいという方は1週間くらい浸けていても問題ありません。
寝かせた鶏むね肉をジップロックから取り出し、キッチンペーパーでしっかりとはちみつ味噌を取り除いてください。
ここではちみつ味噌が残っていると燻製がうまくいかず、失敗する可能性があります!
特に乾燥させる時間がない方は、ここで水分もしっかり取るイメージで拭き取ってあげてくださいね〜!
時間がある方は、干しネットに入れて2時間〜半日ほど乾燥させてくださいね♪


乾燥が終わったら、燻製器を準備していきます!
燻製器にアルミホイルを敷き、チップを10g入れます。
計量が面倒!という方は、一握りのチップを入れてくださいね♪
今回はウイスキーオークのチップを使いました。
新富士バーナー社のブランド「SOTO」のチップです。
ここで一つポイントです!
鶏皮がついたまま燻製をする場合、結構な量の脂が出てきます。
その脂が燻製チップに直接落ちてしまうと燻製が上手くできなくなってしまいますので、
チップの上にふんわりとアルミホイルを置いて脂からガードしてあげてください。


この状態で上から網をセットしてくださいね〜♪
準備ができたら強火にかけて、煙が出るまで待ちます。
煙が出てきたら鶏むね肉を乗せて蓋をして、中火に落としてください。


そして待つこと10分……


完成です!!
鶏むね肉に水分が付いている場合は、キッチンペーパーでしっかり拭き取ってあげてください。
先ほどチップの上にかぶせたアルミホイルを見てみると、かなり脂をガードしてくれているのがわかります。


これを盛り付けて、今回はブラックペッパーをかけていただきます!


ん〜〜〜!!
お肉がしっとりジューシーでコクがあってお酒が進む!!
これはもう絶品すぎます……
ちゃんと中まで火が通るくらいに加熱していますが、はちみつと味噌の効果のおかげでしっとり柔らかくなっています!
鶏皮の臭みも一切無いですし、お酒のアテにするには最高ですね…!
また1週間漬け込むとかなり味が濃厚でしっとりしますので、時間に余裕がある方はしっかりと漬け込んでみてください!
1週間しっかりと漬け込んだ方がうまみがグーンとアップして美味しいですよ!
難しい工程は一切ありませんので、是非みなさんもお試しください!