【燻製レシピ】自家製ベーコンの作り方を徹底解説 | 素人でも失敗せずに作れます

どうも!しまてぃです!
燻製を始めた人が誰もが憧れるもの、それが「ベーコン」づくり。
このベーコン作りは燻製の醍醐味が全てつまっていると言っても過言ではありません。


しまてぃ
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。
だれでも失敗せずに作る手順をお伝えします!
前半に材料と手順を、後半に写真付きで詳しく解説します。
市販のベーコンに戻れなくなるくらい美味しく仕上がりますよ!
ベーコンづくりに必要な材料
ベーコンを作るにあたり、必要なものは以下になります。
食材
- 豚バラブロック – 300g
- 砂糖 – 大さじ1
- ◆塩 – 12g (豚バラブロックの4%)
- ◆砂糖 – 5g
- ◆水 – 100ml
- ◆にんにく – 1かけ(スライス)
- ◆ブラックペッパー – 大さじ1/2(ホールがおすすめ)
- ◆ローリエ – 1枚
*「◆」がついたものは「ソミュール液」の食材になります。
*ブラックペッパーはすり鉢などで潰しておくと香りが立ちやすくなります。
*ローリエはちぎって入れると香りが立ちやすくなります。
その他
- 燻製機
- お好きなチップ – 30g
- アルミホイル
- キッチンペーパー
- ジップロック
ベーコンづくりの手順
ベーコン作りの手順は以下のようになります。
- 豚バラブロックに大さじ1の砂糖をまぶす
- (1)をキッチンペーパーで包み冷蔵庫で1時間寝かす
- ◆の食材をすべて鍋にいれ沸騰させる
- ソミュール液が冷めたら(1)と(3)をジップロックに入れて空気を抜く
- (4)を冷蔵庫で5時間つけこむ
- 豚バラブロックをジップロックから取り出し表面を洗い流す
- 水を張ったボウルに(6)を入れ、30分塩抜きする
- 豚バラブロックをキッチンペーパーでよく拭き、冷蔵庫で半日乾燥させる
- 燻製機にお好きなチップ、油受けのアルミホイルを乗せ、網の上に豚バラブロックを乗せる
- 強火で火にかけ、充分な煙が出てきたらフタをして弱火にする
- 10分ごとに豚バラブロックについた水分を拭きながら、20分間燻製する
- 冷蔵庫で1日寝かせたら完成!
*チップはお好みで問題ありませんが、桜、ヒッコリー、りんごなどがオススメです
*燻製中は豚バラから油が落ちるので、油受けのアルミホイルをチップの上に被せます
*チップから充分な煙が出たら必ず中火以下に調整してください
*燻製直後も美味しいですが、一晩寝かすことでまろやかになり食べやすくなります。
解説
写真で具体的に解説していきます!
まずは豚バラブロックに大さじ1の砂糖をまんべんなくまぶしていきましょう。


砂糖をまぶしたら、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫で1時間寝かせます。
冷蔵庫で寝かせている間、◆のついた材料を全て鍋に入れ、沸騰させます。


沸騰させた後はしっかりと粗熱を取りましょう!
豚バラブロックを1時間寝かせると、こんなにも水分がでます。


キッチンペーパーを取り、ジップロックにソミュール液と豚バラブロックをいれ、空気を抜きます。


この状態で5時間冷蔵庫で漬け込みます。
5時間経過したら表面を洗い流し、水を張ったボウルに入れ30分塩抜きをします。


なお、この時は以下のどちらかで水を交換してあげてください。
- 10分に1回水を入れ替える
- 水道から細く水を出し続け、常に水が入れ替わる状態にする
30分間の塩抜きが終わったら、キッチンペーパーで豚バラブロックの水分をしっかりと拭き取ってあげましょう!
その状態でラップをせずに冷蔵庫にいれ、半日乾燥させます。
そして乾燥が終わった状態がこちら。


ここからは燻製機の準備をしていきます!
まずは燻製機の底にアルミホイルを敷き、ふたつかみ(約30g)のチップを入れます。


その上に油受けとなるアルミホイルを乗せます。


この油受けは、一度くしゃくしゃにしたアルミホイルを広げてください。
そうすることでアルミホイルの凹凸がしっかりと油を受け止め、流れていくのを阻止してくれます!
そして網と豚バラブロックを乗せ、強火で火にかけていきます。


この時点ではまだフタをせず、充分に煙がでるまで待ちましょう。
モクモクと大量の煙が出てきたら弱火にし、フタをして20分タイマーをセットします。
このとき、10分ごとにフタをあけ、豚バラブロックの表面についている水分を素早く取ります。
そうすることで嫌な酸味がでるのを抑えることができます!
そして燻製が終わった豚バラブロックがこちら。


いい色に仕上がってます!
もっとガツンとくる香りに仕上げたい場合は、チップを交換し更に20分燻製をしてもOKです。
なお、食べる際には必ず焼いて火を通してから食べるようにしてください!
ベーコンを使った料理は無限大!
自分で作ったベーコンは市販のものと違って肉々しさを感じます!


そんなわけで一番オススメの食べ方は「厚焼きベーコン」!
自作ならではの満足感を味わうことができます。
そのほかにも、
- ベーコンエッグ
- パスタの具
- ポトフ
- じゃがいもとベーコンの炒め物
- チャーハン
- ピラフ
- ベーコン巻き
などなど……
なにに合わせても美味しくなるので、作って絶対に損はしない一品です!