地域おこし協力隊の面接ではなにを質問される?|服装はスーツが無難で安心!

どうも!しまてぃです!
以前、『地域おこし協力隊の面接に受かるたった3つの重要ポイント!【定住意思・コミュニケーション・ビジョン】』という記事で「面接に受かるための考え方」について書きました。
この記事ではあえて面接内容は深く書かずに
- その町に定住したい意思を伝える
- コミュニケーション力は適切か
- 移住後のビジョン
が大事です!ということを説明しました。


相談者
とも思いますので、思い出せる限り面接内容を書き起こしていきます!
【転職活動】地域おこし協力隊の応募から内定までの様子を全部見せます!という記事に応募から内定までの様子を詳しく書いていますので、合わせてご覧いただくとより雰囲気が伝わるかと思います。
前提:地域おこし協力隊活動目標レポートに書いた内容
私が内定をいただいた高知県津野町では、応募の提出書類として「地域おこし協力隊活動目標レポート」の作成が必要でした。
- 地域おこし協力隊として行いたい活動
- 活動を行う上で活かすことのできる私の能力
という2つのテーマに沿ってレポート書き、面接ではここに書いた内容からの質問が大半でしたので、レポートに書いた内容を簡単に箇条書きで書いておきます。
- キャンプした時に自分で燻製を作って感動した
- 燻製は「作る楽しみ」「食べる楽しみ」の2つを体験できる
- もっとたくさんの人に燻製の楽しさを知ってほしい
- 津野町の名物の一つになるよう、燻製で町おこししたい
- SNSを活用した発信が好き
- GoProを使った動画撮影と編集ができる
- 営業職として新規顧客開拓部門で成績トップを取ってきた実績があるから販路開拓も得意
ざっとこんな感じです。
「地域おこし協力隊として行いたい活動」では、燻製やりたいということしか書いていません。笑
地域おこし協力隊の面接で質問された内容
約40分におよんだ面接内容を、
- その地域に定住したい意思があるか
- コミュニケーション力は適切か
- 移住後のビジョン
のポイントごとにわけて書き起こします!
その地域に定住する意思があるか
- なんで津野町を選んだのか
- 四国カルストはなにで知ったか
- 四国カルストのなにが好きか
- 都心部の方が楽しいと思うがなんで田舎を選ぶのか
- 今までに津野町(高知県)に来たことはあるか
- 津野町に定住する意思はあるか
- 他に地域おこし協力隊の応募はしてる?
- いつから移住することができるか
コミュニケーション力は適切か
- キャンプはいつからやってる?
- キャンプで好きなメーカーはある?
- なんでそのメーカーが好き?
- 親は協力隊になることをどう思っているか?
- 田舎特有の人間関係(人付き合い)があるけど平気か
- 今までにボランティアの経験はある?
- 他の協力隊員と連絡は取り合ったことがあるか
- やりたいことと自治体が求める内容が必ずしも一致するわけじゃないけど大丈夫?
移住後のビジョン
- 地域おこし協力隊に応募した理由
- 地域おこし協力隊になったら何がしたいか
- 燻製のなにが魅力か
- 燻製ってそんなに需要があるのか?
- 津野町は観光の町として発展していきたいがどうやってそれを作っていく?
- 今はSNSをどう活用している?
- どんな動画を作って発信していく?
- 安定した仕事を辞めて協力隊になることはリスクだと思うが良いのか?
面接で質問された内容はほぼ網羅していると思います。
こうやって振り分けていくと、3つのポイントに大別されていくのがわかります。
もちろん自治体によって、あなたのやりたいことによって質問内容は変わりますが、面接官の質問の意図は
- その地域に定住する意思があるか
- コミュニケーション力は適切か
- 移住後のビジョン
を知りたい、というところに繋がっていきます。
特に重視されているのが「その地域に定住する意思があるか」ですので、思いっきり面接官にアピールしていきましょう!
面接地に行ったことがなくても大丈夫
面接の質問内容に「今まで津野町(高知県)に来たことはあるか」というお決まりであろう質問が出て来ます。
他の協力隊のブログなどをみていると、一度は面接地に足を運んだほうがいいと書かれていますので、


あなた
と不安になるかもしれません。
わたしはだいぶ不安でした。笑
確かに「一度来てすごく好きになったのでここに住みたいと思って応募しました」と言うほうが印象は良いと思います。
ですが、私は面接地の津野町に行ったことは無かったですし、そもそも高知県にすら行ったことがありませんでした。
もちろん移住の決め手となった四国カルストにも行ったことは無かったですし、強いて言えば写真で見て一目惚れしたくらいです。笑
それでも受かったので安心してくださいね。
ただし、「どこでも良いけど田舎に住みたかった」というのは論外ですので気をつけてください!
似たような質問で、
- 他の協力隊員と連絡を取り合ったことがあるか
- ボランティア経験はあるか
というのもありますが、わたしはどちらもありません。
「連絡を取り合ったことがないと受からない」
「ボランティア経験がないと受からない」
ということはありませんので大丈夫ですよ〜!
面接の服装はスーツが最も無難で安心
面接となると、どんな服装がいいのかは誰もが悩むポイントだと思います。笑
「私服で来てください」とはっきり書かれていなければ、面接の服装はスーツにしておきましょう。
私が面接を受けた時は、町長をはじめ町役場の管理職と思われる方々が5名いらっしゃったのですが、当然面接官の皆さんはスーツです。
なによりスーツを着て行って失礼に当たることは100%ありませんので、周りが私服だろうが気にせずスーツで挑みましょう。
バシッと決めていったらかっこいいし!
面接官の「意図」さえ知ってれば怖くない
面接官がどういう「意図」を持って質問しているかを押さえておけば、なんて回答するのがベストかがわかってきますね!
あなたの言葉でしっかりとその意思を伝えて、内定をもらってきてください!
繰り返しになりますが、「その地に定住する意思」というのは特に重要ポイントです!
協力隊としての初日には町長に「3年後の定住を見据えて活動に取り組んでください」と言われたくらいです。
実際町の人口は年々減っていて、人手不足で十分に仕事ができていないところもあります。
あなたの定住は町にとって非常に重要なことである、ということだけはしっかりと認識しておいてくださいね!
選考が不安な方は、関連記事にも採用までの様子を詳しく書いていますので参考にしてみてください。