高知県民は酒飲み!「たっすいがはいかん」に隠されたキリンビールの復活劇

2019-07-13観光

高知県ではキリン派が多数

どうも!しまてぃです!

以前『日本一美しい川「仁淀川」を有する高知県のいろんな1位を集めてみた』という記事で高知県民は日本一お酒を飲む、ということを書きました。

そんな高知県では、いたるところで下記のような看板を目にします。

たっすいがはいかん

たっすいがは、いかん!」と書かれたキリンビールの看板。

Left Caption

しまてぃ

「たっすいがは、いかん」ってどういう意味…?

と気になって仕方がないので意味を調べていくと、その言葉の裏に隠されたキリンビールの苦悩と復活劇があることを知りました。

なかなか興味深いので「たっすいがは、いかん!」の意味と合わせてキャッチフレーズが誕生した経緯についてもお伝えしていきます!

「たっすいがは、いかん」の意味は「味の薄いビールはダメ!」

まずはどんな意味なのか?ということですが、調べてみると「たっすい」というのは土佐弁で「薄い」「弱い」といった意味があるそうです。

つまりそのまま標準語に直すと「薄いビールはダメ!」ということになります。

日本一お酒を飲む高知県民らしいキャッチコピーですね!笑

発泡酒みたいな感じではなく、ガツンとくるビールが飲みたい!

キャッチコピーが生まれた背景

実は高知県では、キリンのラガー瓶の消費量が長いあいだ全国1位だったそうなのですが……

若者向けに苦味の少ない味に変更されたことで「たっすい」ビールになってしまったため苦情が殺到したのだとか。

また、アサヒのスーパードライが登場したことでラガー瓶の売り上げが一気に下がり、キリンは国内シェアのトップから落ちてしまいます。

そんな中、ラガー瓶が高知で一番飲まれていることからエリア限定で「高知が、いちばん」というキャンペーンを打ち出します。

さらに、「たっすい」ビールをなんとかしてほしいと高知県民から苦情が相次いだのを受けて、苦味とキレのある以前の味に戻った際には

たっすいがは、いかん

というキャンペーンを実施。

このキャッチコピー戦略が当たり、キリンは再び国内シェアトップに返り咲いた。

というわけです。

つまり、高知県民のキリンビールに対する苦情がそのままキャッチコピーにつながった、というわけですね!

高知県ではアサヒよりキリン派が多い

というわけで、キリンのキャッチコピー戦略により高知県ではアサヒよりキリン派が多く、コンビニでもキリンが一番目立つように配置されていたりします。

かくいうわたしはサッポロの黒ラベル派なので、若干肩身が狭いですが……笑

このような背景もあり、キリンビールでは高知支社で働くことが栄転だったりするそうです。

高知支店長時代に復活劇を果たした、元キリンビール代表取締役副社長の本も出ていますので詳しく知りたいかたはどうぞ!