ポータブルコーヒーメーカーはOUTDOORMAN(アウトドアマン) がおすすめ!会社でも外でも挽きたて淹れたてが飲める!

どうも!しまてぃです!
コーヒー好きのみなさんならきっとこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか。


しまてぃ
お昼ご飯食べた後とか特に飲みたくなりませんか?
缶コーヒーとかコンビニのドリップコーヒーもいいのですが、やっぱり自分で淹れたコーヒーって美味しいんですよね……
かといって会社にドリップセット一式を持って行くのはさすがに荷物になりますし、そんな堂々とドリップするわけにはいかないですよね。
仕事場にドリップセット一式は持っていけない、でもドリップコーヒーが飲みたい!!
そんなあなたにぴったりなのが、今回ご紹介するOUTDOORMAN(アウトドアマン)のポーターブルコーヒーメーカーです!


パッと見は普通の水筒みたいですが、分解するとこのようになっています ↓


なんと500mlペットボトル1本分くらいのサイズにドリップに必要なものが全て収まっています!
Amazon価格で3,695円(2019年3月17日現在)ですが、この価格で挽きたて淹れたてのコーヒーが飲めるセット、どう考えても激安です。
実際に使ってみて、外出先でコーヒーをドリップして飲むには充分な使い心地でした。
今回はそのポータブルメーカーを使った感想をどこよりも詳しくレビューしていきますよ〜♪
充実しすぎのセット内容
販売しているのは株式会社ピーナッツクラブで、「OUTDOOR MAN(アウトドアマン)」というブランドでリリースされているポータブルコーヒーメーカーです。
先ほどの画像をもう一度見てください。


セット内容は、
- タンブラー
- ドリップマグ(フタつき)
- メジャーカップ(コーヒー豆すり切り8g)
- ドリップフィルター
- ミル
コーヒーをドリップするのに必要なものが全部これ一つに収まってます!神!!
これを全部収納すると、500mlペットボトル1本分のサイズに収まってしまうのです。
素晴らしい製品すぎます。
ピーナッツクラブの商品ページから、製品の仕様を見てみましょう。
■ 製品仕様
商品名:OUTDOOR MAN ポータブル コーヒーメーカー
商品管理番号:KK-00417BK/KK-00417RD
カラー:ブラック(KK-00417BK)/レッド(KK-00417RD)
本体サイズ(収納時):約W8×D8×H19cm
パッケージサイズ:約W8.5×D8.5×H20.2cm
重量(本体):約450g
重量(パッケージ含む):約510g
容量(ドリップマグ):約200ml
容量(タンブラー):約350ml
セット内容:
手動ミル、ドリップフィルター、ドリップマグ
タンブラー、タンブラーキャップ、メジャーカップ
材質:PP+グラスファイバー、ABS、ステンレス、セラミック
と、なっております!
次からは公式の商品ページからはわからない点を見ていきます。
かなり細かく見ていきますよ!!
ミルにセットできる1回の最大豆量は約20g
ミルの内側には、10gと15gというラインが刻まれていますので、おそらく推奨の最大コーヒー豆量は15gだと思います。
15gというと、おおよそ1杯分(約130ml)抽出に相当しますから、タンブラー容量(約350ml)の1/3くらいですね。
1杯出ししかしない人にとっては、タンブラーは大きすぎます。
なみなみに抽出するとかなり薄いコーヒーになりますので注意してください!
私はいつもコーヒー豆20gで260ml抽出しています。
260ml抽出すると、タンブラー容量(350ml)の2/3くらいになりますのでちょうど良くなってきますね。
コーヒー豆20gをミルにセットすると、こんな感じになります。


マンデリンのフルシティで、ミルすり切りくらいになります。
「フルシティってなに?」という方は、『自宅でコーヒー焙煎する前に知っておきたい用語と知識を解説します!!』という記事で詳しく解説していますので、一緒にご覧いただくと理解が深まります!
注意点ですが、ミルに豆がたくさんセットされているときはいいのですが、残りが少なくなってくると豆があっちこっちに飛び出していきます。
特に、中深煎り以下の焙煎度くらいになると豆が硬いので、結構な量が飛び出していきます。
家の中だと、それを一回一回拾っていくのが結構手間になるので困ってます。
これを全て挽くと、粉受け兼ドリッパーはこのようになります。




ドリッパーを横から見ると、赤い線のあたりまで粉が入ってます。
注湯しても全然問題ないくらい、余裕があります。
ちなみにどのミルもだいたいそうだと思いますが、ミルの裏側は結構粉がつきます。


これはダイソーで売ってるハケで掃除してあげれば綺麗になりますので、ぜひ揃えていただくことをおすすめします。


ちなみに、付属のメジャーカップは商品ページではすり切り約8gとなっていますが、当然豆によって量が変わりますので注意してくださいね〜!
同じマンデリンのフルシティを計量すると、7.2gになります。


粉の挽き目を調整する
粉の挽き目の調整は、ミルのハンドルを外して行います。
ハンドルを外すには、下の画像の赤丸で囲っている部分のネジをとってくださいね。


そうすると下の画像の状態になります。


時計回りで挽き目が細くなり、反時計回りで挽き目が粗くなります。
このミルではどこまで細くもしくは粗く挽けるのか。
そしてどのように調整したらちょうど良くなるのかを見ていきましょう!


- もっとも締めた場合
- もっとも緩めた場合
- もっとも締めた状態から1周半緩めた場合
- もっとも締めた状態から2周緩めた場合
見ていただくと、かなり幅広く調整できるのがわかるかと思います。
(3)のもっとも締めた状態から1周半緩めたやつは、私が普段ペーパードリップで使用している挽き目です。
後述しますが、付属のドリッパーは比較的ゆっくり抽出されますので、(3)で淹れると少し苦味とかエグみが出てしまいます。
なので(4)のもっとも締めた状態から2周緩めたくらいの挽き目がちょうどいいかと思います。
あとは好みになりますので、薄ければ締めて、濃ければ緩めてくださいね〜!
注湯するためのドリップマグはお湯の入れすぎに注意
ドリップマグ、よく考えられています。
下の写真を見ていただくとわかると思いますが、細くお湯が注げるように1箇所だけ小さい穴が空いています。


商品ページでは、約200ml入ると書いてありますが、200ml入れると注湯穴の真下までお湯がきます。
その状態で注湯すると、間違いなく上のふちからお湯がこぼれます。笑
結構悲惨になりますし、ヤケドしてほしくないので、お湯を入れるのはドリップマグの半分くらいまでにして都度お湯を継ぎ足していく方が失敗がないと思います。
でもそうすると一回一回ドリップマグにお湯を注ぐ手間がかかりますのでちょっと面倒です。
よく考えられていますが、ここは改良していただきたい部分です。
個人的には、タンブラー部分を少なくしてその分ドリップマグを長くする方がいいのでは、と思います。
注湯するときの湯の細さはとってもいい感じです!


付属のドリッパーは比較的ゆっくり抽出される
普段はハリオのV60という世界中のプロにも愛されるドリッパーを使っています。


これと比較すると、抽出速度がゆっくりですので、淹れ方に注意しないと苦くエグみのあるコーヒーになってしまいます。
付属のドリッパーで美味しく入れるためには、
- 粉の挽き目は粗めにする
- お湯の温度は低めにする
- 蒸らし時間は15秒程度にする
まずはこれで淹れてみてください。
前述した、(4)のもっとも締めた状態から2周緩めた挽き目でお試しください!
薄く感じるという方は、1〜2ダイヤル分締めてみてくださいね!
タンブラーの容量は2杯分がちょうど良い
タンブラー容量は350mlとなっています。
コーヒー豆15g、抽出量130mlだとタンブラー容量とのバランスが非常に悪いです。
コーヒー豆20g、抽出量260mlだとちょうど良く入っている感じがします。


ただ、タンブラー内部にメモリなどはついていませんので完全に勘で淹れるしかありません。笑
コーヒーを美味しく淹れるには豆の量と抽出量の把握が大事ですから、タンブラー内部にメモリがあるとすごくいいなーと思いました。
慣れてくればなんとなく勘で淹れられると思いますが、不安で仕方ありません。
良いところ・悩ましいところのまとめ
以上を踏まえて、良いところ・悩ましいところをまとめます。
【良いところ】
- ドリップに必要なすべてのものが500mlペットボトルサイズに収まる
- お手頃価格で購入できる
- どこでも挽きたて淹れたてのコーヒーが飲める
- ドリップコーヒーに興味を持った人が手軽に始めることができる
【悩ましいところ】
- 豆を挽いてると豆が飛び出してくる
- ドリップマグが小さく、何回もお湯の補給をする必要がある
- ドリップマグにお湯を入れすぎると淵からこぼれるからヤケドしそう
- 一度に挽ける豆の量に対してタンブラーが大きいからつい入れすぎてしまう
- タンブラーに簡易的なものでいいからメモリがあると嬉しい
- 挽き目の調整が面倒になってくる
となっています。
悩ましいところもありますが、私は総じてOUTDOORMANのポータブルコーヒーメーカーを買ってよかった!と思っています。
会社でもアウトドアでも、場所に関係なく挽きたて淹れたてのコーヒーが飲めるようになるのは嬉しいですよね!
なにより安いので、外でコーヒーを飲む機会が多い人は1つ持っておいて損はありません。
本格的にハンドドリップを楽しんでみたいという方は、ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れる|基本のドリップのやり方を丁寧に教えます!の記事も合わせてご覧ください♪