高知でグリーンツーリズム!四万十川源流点の宿「せいらんの里」で豊かな自然と人の暖かさに触れる!

どうも!しまてぃです!
高知に移住してずっと感じていることがあるのですが……
それは「人がとっても暖かい」こと。
どこに行っても、初めて話す人でも、みんな雰囲気が柔らかくて優しくて、おもてなしが手厚くてすっごく居心地がいいんですよね。
最近よく聞く「グリーンツーリズム」にぴったりな場所だなぁと思いますし、特に都心部でちょっとお疲れ気味の人にとってはゆっくりと疲れを癒しながら滞在するのに最適です。
なかでも四万十川源流点に最も近い宿「せいらんの里」は、GWの前半2日に300人が殺到するほど絶品のランチビュッフェがいただける上に、豊かな自然と地元の人の暖かさに触れるのにぴったりの場所です!
グリーンツーリズムとは?
そもそもグリーンツーリズムとは一体何?ということですが、
都市部で生活している人が農村や漁村に滞在しながら自然や住民と触れ合い、のんびり過ごすことで心のゆとりや余裕が得られる余暇の過ごし方のことです。
「自然豊かで緑に囲まれ、華やかさはなく素朴だけど心豊かに過ごせる田舎の暮らし」に興味関心がある人たちが、実際にその生活を疑似体験するものです。
「アグツーリズム」「農村民泊」という言葉も同義です。
また、「関係人口」という言葉でも表現される場合がありますが、移住した「定住人口」でも観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々といろんな形で関わる人々のことを指します。
実際にどういう過ごし方をするかというと、
- 田植えや農園などでの農業、農村体験
- 地元のお祭りなどのイベントへの参加
- 直売所などでの農林水産物に関わる活動
- 自然とのふれあい
など、一般的な観光とは違い、その地域の生活そのものを体験することで関わりを持つ過ごし方です。
前述しましたが、高知県に移住してからというもの、


しまてぃ
というのを感じたことがありません。
みんなすごい気さくに話しかけてきてくれて、自分が純粋な旅行客だったら「人に会いにもう一回高知に行きたい」と思わせてくれるほど。
ランチビュッフェが大人気の「せいらんの里」とは
高知県といえば「四万十川」を連想される方も多いと思いますが、その四万十川の源流点が津野町の不入山(いらずやま)にあります。
その源流点に最も近い宿が「せいらんの里」です。
※2019年9月より、リニューアルオープンに向けて約1年半の休業期間に入ります。休業期間中は毎週水曜日に「道の駅布施ヶ坂」にてランチビュッフェを予定しています。
初めて行った時は、


しまてぃ
と不安になるような狭い山道を走っていきます。笑
ですが、着いてみるとそのロケーションの良さに思わず笑顔がこぼれます。
豊かな自然に囲まれた静かな立地、真横を流れる四万十川源流のせせらぎに鳥のさえずり。
抱え込んでいたモヤモヤが全て吹っ飛んでいくような気持ちになります。
普段は普通の宿泊施設として利用できますが、木曜〜日曜は要予約ですがランチビュッフェをいただくことができます!
ランチビュッフェが人気な5つの理由
アクセスが悪いのに、せいらんの里のランチビュッフェが口コミでどんどん人気が広がっているのは5つの理由があります。
それは、
- 地元で採れた野菜のみを使った超ヘルシーな料理
- にも関わらず、男も満足できる食べ応え
- 源流水とかまどで炊き上げるふっくらツヤツヤのご飯
- 豊かな自然と四万十川源流が流れる最高のロケーション
- スタッフの手厚いおもてなしと人柄の良さ
です!
地元のおかあちゃんたちが愛情を込めてつくり、肉と魚を使わず、地元で採れた野菜のみを使用していますが、大食いでお肉大好きな私でもその食べ応えに大満足!




内装もすごく綺麗でおしゃれなので、ゆっくり過ごすことができます。


美味しさの秘密、「超軟水」とは
せいらんの里のご飯が美味しいのは食材が良いのはもちろんですが、その美味しさの秘密は「水」にあります!


四万十川源流の水は天然の「超軟水」となっていて、硬度はなんと14前後しかありません!
WHOの定義では120以下が軟水となっていて、日本の水道水は80未満のものが多いと言われているので源流水がどれだけ柔らかい水かがわかると思います。
ではなぜ超軟水が料理を美味しくするのか?というと、ミネラル分が少なく、ダシが出やすいから。
鰹節に含まれているイノシン酸、昆布に含まれているグルタミン酸といったうま味成分が、ミネラル分の少ない水だといっぱい溶け出します。
また、私たちの主食であるお米も、超軟水で炊くと今まで食べたことがないくらいふっくらツヤツヤに炊き上がります!
ミネラル分がお米に付着しないので、吸水を阻害することなくたっぷりとお水を含んでくれます。
しかもそんなお米を炊き上げるのは炊飯器ではなく……羽釜(はがま)!


白米をおかずに白米が食べれるほどお米が好きな私にとってはもう天国です、、、
横には生卵が置いてあるので、卵かけご飯にして食べることもできますよ!
宿泊施設としての評価も高く「また行きたい」宿
宿泊予約サイトの評価が4.5とかなり高評価!
その口コミを見てみると……
- リーズナブルで山奥にあるので期待してなかったが良い意味で期待を裏切られた
- 「星が降る」という表現がぴったりな満天の星空
- 宿の夫婦による手厚いおもてなしと人柄の良さ
- 四万十川源流のせせらぎが良いBGMになっている
- 地元の野菜や山の幸を使ったご飯はもはやゴチソウのレベル
- 不眠症が嘘のように眠れた
などなど、やはりそのロケーションの良さと人柄の良さに対するコメントが圧倒的です。
建物自体は昭和48年に建設され、もともと林業従事者のための研修施設だったこともあり、宿泊施設としては物足りない部分があるかもしれません。
そんな不便な環境にありながらも、その不便さすら良い思い出になってしまうだけの心地よさがあります。
※2019年9月より、リニューアルオープンに向けて約1年半の休業期間に入ります。休業期間中は毎週水曜日に「道の駅布施ヶ坂」にてランチビュッフェを予定しています。
ケイビングなど体験プログラムも!
せいらんの里の真横を流れる四万十川源流の対岸には「稲葉洞」という洞窟があり、自由に中に入ることができます。
真夏でもかなりひんやりとしていて、洞窟の中には四万十川源流の一部が流れ込んでいます。
自由に探検することはできますが、ガイドをつけることもできますので希望される場合はせいらんの里へ問い合わせをしてくださいね。
また、洞窟に入る際は汚れても良い服装、水に濡れてもいい服装で入ってください!
雨が降った後などは洞窟の中に水が溜まり、深いところだと大人の胸あたりまで浸かるところもあります。
なので着替えも忘れずに持参してくださいね!
そのほかのプログラムとしては、
- 田舎こんにゃく作り体験
- トゥクトゥクレンタカー
- 渓流の女王アマゴ焼き体験
- 川遊び体験
- 四万十川源流ガイドツアー
があります。
トゥクトゥクは4時間プランと8時間プランがあり、津野町の大自然の中を好きなように走り回ることができるのでぜひ乗っていただきたいです!


四国カルストへ行くもよし、茶畑を駆け抜けるのもよし、里山をのんびりと走るのもよし。
運転手を含めて7人まで乗車可能ですので、家族で、友人で、風を浴びながら走ってみてください!
体験プログラムはリニューアル休業期間中も実施予定ですので、せいらんの里へお問い合わせしてみてください。
アクセス情報


[住所]高知県高岡郡津野町船戸4727
[TEL]0889-62-3623
[駐車場]有り(施設前20台 大型駐車場100台)
[JRでのアクセス]JR土讃線 須崎駅よりタクシーで50分
[車でのアクセス]高知自動車道 須崎中央インター下車。県道315号線・国道197号線・県道378号線を経由して車で約45分
まとめ
もし田舎の生活を疑似体験したいと考えているなら、せいらんの里は本当にぴったりの場所です。
豊かな自然に囲まれて静かな環境、真横に流れる四万十川源流、超軟水で作る美味しいご飯にスタッフの暖かさ。
修学旅行生やその両親、関東からのお客さんなども数多くリピーターとして毎年来ているほどで、それだけ魅了されるものがここにはあります。
人の暖かさに触れながらゆっくりした時間を過ごしたいと考えているなら、迷わず訪れることをおすすめします!
※2019年9月より、リニューアルオープンに向けて約1年半の休業期間に入ります。休業期間中は毎週水曜日に「道の駅布施ヶ坂」にてランチビュッフェを予定しています。