【星空】四国カルストをまるごと楽しむ!地元民が徹底攻略!【キャンプ】

どうも!しまてぃです!
ドライブやツーリングを楽しまれる方に人気のドライブロード、四国カルスト。
「日本のスイス」と呼ばれるだけあって、日本とは思えない牧歌的な風景に惚れて毎年足を運ぶ人があとを絶たないほど。
せっかく険しい山道を登っていくからには余すことなく楽しみたいですよね!
四国カルストの絶景に惚れ込んで津野町に移住した私が、その楽しみ方をお伝えいたします!


四国カルストとは
日本には三大カルストと呼ばれるカルスト台地があります。
その3つとは
- 秋吉台(山口県)
- 平尾台(福岡県)
- 四国カルスト(高知・愛媛)
となっていて、四国カルストはその中で最も標高の高いカルスト台地です。
標高は1400mにもなり、高知側の天狗高原〜愛媛側の大野ヶ原までの25kmに渡って楽しむことができます。
ちなみに、四国カルストは元々赤道付近にあった海底がプレートに乗って運ばれて隆起し、今の姿になっています!
詳しく知りたい方は、天狗荘の下にあるカルスト学習館で館長さんがお話してくれますので聞いてみてください!
【カルスト学習館】


[住所]高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-48
[TEL]0889-62-3371
[定休日]毎週月曜・火曜・祝日
四国カルストの絶景を楽しむ
四国カルストに行く最大の目的といえばやっぱりその景色だと思います!
東西25kmもあるので場所によって様々な景色を楽しむことができます。
ここでは大きく3つに分けてご紹介します。
- 天狗高原(てんぐこうげん)
- 五段高原(ごだんこうげん)〜姫鶴荘(めづるそう)
- 大野ヶ原(おおのがはら)
ちなみに、天狗高原から姫鶴荘までの間には黒牛・赤牛(食用)が、大野ヶ原にはホルスタイン(乳牛)が放牧されています。
天狗高原
天狗高原は四国カルストの東端になります。
天狗荘という宿泊施設があり、そこを真っ二つに分けるように高知県と愛媛県の県境があります。
津野町長がこの県境をまたぐ反復横跳びをしたことでも話題になりました。
天狗高原でのおすすめ写真スポットは、
- 天狗の森 展望台
- 県境
- 東屋(あずまや)
- 避難小屋
となります。
天狗の森 展望台
意外と見落としがちですが、天狗荘の駐車場の奥にバンガロー、テントサイトがあります。
そこから10分〜15分歩いて行くと展望台があり、そこからは天狗高原を一番高いところから一望することができます。


雲に手が届きそうなほどで、まるで自分が空にいるかのような気持ちになれます!
ただし展望台までの道および展望台は草木が多く、あまり手入れがされていないので気をつけてください。
県境
SNS等で四国カルストの写真を検索するとかなり多くの写真が出てくるのでご存知の方も多いかもしれません。
県境をまたいだり、高知側と愛媛側で分かれて写真を撮る方が多くいます。




東屋(あずまや)
天狗荘から姫鶴荘に向かって車を走らせ、トンネルをくぐったあとに出てくる広い駐車場に車を止めるのが一番近いです。
天狗荘からステージのある広場を通り、遊歩道を歩いて行くこともできます。


この東屋からは視界を遮るものがなく360度見渡すことができるので、星空を見に多くの方が訪れます。


この見晴台から天狗荘をみるのもいいですよ〜♪


避難小屋
東屋の目の前に「天狗高原」と書かれた石のモニュメントがあります。


その横を通って下に降りて行くと雷がなった時に避難するための小屋が出てくるのですが、そこから東屋を見るのがおすすめ。


ポツンとたたずむ東屋がとても良い感じです!
五段高原〜姫鶴荘
このエリアは四国カルストの中でも真ん中にあたる部分ですが、最も四国カルストらしい、牧歌的な風景をみることができます。
五段高原〜姫鶴荘でのおすすめ写真スポットは、
- 畜舎に最も近い待避所
- 姫鶴荘前にある牛の看板
- 姫鶴荘前にある牛の看板から五段高原をみる
となります。
畜舎に最も近い待避所
個人的に四国カルストの中で最も好きな写真スポットです。
天狗荘から姫鶴荘に向かう途中にいくつか車を止められる待避所があるのですが、その中で赤い畜舎にもっとも近いところから写真を撮るのがおすすめです。


カルスト地形に映える印象的な赤い畜舎、放牧された牛、そして風車と四国カルストらしい風景がここにはつまっています。
姫鶴荘前にある牛の看板
なんとも個性的な牛の看板があり、ロープもついているのでここではぜひポーズを決めて撮ってみてください!笑


牛の看板は全部で2つあり、
- 姫鶴荘前の道路を挟んだところに一つ
- 姫鶴荘の建物横に一つ
ありますのでお好きな方で!
姫鶴荘前にある牛の看板から五段高原を見る
ここからの景色は、キャンプ場、風車、畜舎、カルスト地形が一緒に見れるポイントです。


待避所から見た景色と反対側からの眺めになりますが、見え方は全く異なります。
キャンプが好きな人はお気に入りのテントと一緒にここから写真を撮るのもアリですよ〜!
大野ヶ原
大野ヶ原は四国カルストの西端になります。
姫鶴荘から車で30分ほど離れていて、すれ違いが難しい道が続くのでアクセスが大変です。
ミニ北海道的な風景が広がっていたり、とろけるチーズケーキで人気の「もみの木」があります。
大野ヶ原での写真スポットは、
- ポニー牧場
となります。
ポニー牧場
とろけるチーズケーキで有名な「もみの木」のすぐ横にある牧場です。
入場料の100円を牛乳タンクに入れれば自由に入ることができます。


中にはポニーはもちろん、ヤギ、ウサギ、シカなどがいて、すごく近い場所で触れ合うことができます!


いつまでも動物たちとのんびりしていたいくらい、気持ちのいい場所です!


四国カルストで食を楽しむ
四国カルスト周辺のごはんについては、地元民だからこそわかる内容となっています。
ボリュームがあるため別記事でまとめていますので、詳しくはこちらでご確認ください!
四国カルストで宿泊する
せっかくここまで来たなら、泊りがけでゆっくり旅をしたいもの。
四国カルストの宿泊は2ヶ所あり、
- 天狗荘
- 姫鶴荘(めづるそう)
となります。
標高1400mからの朝日を見たり、満天の星空といった絶景を堪能したい方にぴったりです!
ちょっと贅沢に、喧騒から離れて大自然を満喫できるのでリフレッシュに最適ですよ♪
天狗荘
宿泊予約サイトでの評価が4.6と、宿泊者の満足度がものすごく高いのがポイント。
その秘密は、
- スタッフの暖かいおもてなしと気遣い
- 料理長こだわりの料理
- 天の川が見れるほどの満天の星空
- 朝に見られる雲海
- 清潔感のある施設
などなど、景色だけではなく様々なところで宿泊者の方が満足されています。




条件が良ければ夜は満天の星空、朝は幻想的な雲海が見ることができます。
また初日の出を見るスポットとしても人気があり、大晦日は予約で満室になります。
初日の出を四国カルストで見る予定の方は早めに予約することをオススメします!


注意点として、素泊まりで宿泊される場合は必ず晩御飯と次の日の朝食はふもとで買ってから行くようにしてください!
天狗荘周辺には夜に食事ができるところや購入できるところがなく、ご飯が食べられなくなります。
飲食店も閉まるのが非常に早いので、早めにコンビニやスーパーでご飯を買うことを強くオススメします!
[住所]高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-22
[TEL]0889-62-3188
[宿泊料金]5720円(税別)〜/一人
[定休日]6月・12月の第2火、水曜日
[駐車場]有り(無料駐車場 200台)
姫鶴荘(めづるそう)
姫鶴荘での宿泊は以下の3タイプがあります。
- 簡易宿泊(姫鶴荘 本館)
- コテージ
- キャンプ場
簡易宿泊 姫鶴荘
簡易宿泊はビジネスホテルのようなイメージで、ベッドとユニットバスがついた簡易的なお部屋になります。




姫鶴荘コテージ
コテージは5人用と7人用があり、別荘のように使用することができます。




姫鶴平キャンプ場
キャンプシーズンにはびっしりとテントが張られるほど大人気のキャンプ場。
フリーサイトのため予約不可なので、早めに受付を済ませることをオススメします!


[住所]愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8111番地
[TEL]0892-55-0057
[宿泊料金]簡易宿泊:8091円(税別)/一人、コテージ:1棟20,000円(税別)/5人用、1棟23,636円(税別)/7人用
[キャンプ場料金]テント一張り500円(税込)、車中泊一台500円(税込)、デイキャンプ1団体500円(税込)
[定休日]12月〜3月/4月〜11月は毎週月・火
[駐車場]有り(無料駐車場 60台)
[備考]キャンプ場はフリーサイトにつき予約不要
四国カルストのふもとで宿泊する
その他、ふもとエリアでも落ち着いた雰囲気の中でゆっくり過ごすことができる宿泊施設があります。
- 郷麓(ごうろく)温泉
- 雲の上のホテル
上記2ヶ所についてご紹介します。
郷麓(ごうろく)温泉
津野町内では唯一の温泉宿となっており、四国では珍しい硫黄温泉です。
温泉は貸切の家族風呂になっていて、夫婦やカップルで一緒に入浴することができます。
ゆっくりと特別な時間を過ごしたい方にこそぴったりな宿です。


また、横を流れる北川川(きたがわがわ)は全国利きアユグランプリでNo.1に輝いたほど美味しいアユが釣れることで全国的に有名な場所。
夕食ではそのとっても美味しいアユを堪能することができます!


まるで実家に帰ってきたような、静かで心地いい時間を過ごせるのでリピーターが後を絶たないのも納得。




全国きっての「酷道」といわれている439号線沿いにあるので道が狭くアクセスが大変ですが、静かな雰囲気の中で清流が流れる音を聴きながら過ごす時間は至福です。
[住所]高知県高岡郡津野町北川8308
[TEL]0889-62-2336
[宿泊料金]8000円(税別)〜/一人
[日帰り入浴(貸切)]大人 1000円/子ども 500円 11:00〜15:00、2時間前までに予約
[定休日]月〜木曜
[駐車場]有り(5台)
雲の上のホテル
雲の上のホテルは、新国立競技場のデザインを手がけた隈研吾さんが設計された木のぬくもり溢れる宿泊施設です。


道の駅ゆすはら、太郎川公園に隣接しており、日帰り温泉やプールも入ることができます。


土佐赤牛や四万十川源流で採れた鮎やアメゴ、地鶏の卵を使ったチーズケーキなど、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。


隣接する道の駅ゆすはらでは、ジビエを使ったご飯を食べることもできますので気になる方はぜひ足を運んで食べてみてください!
[住所]高知県高岡郡梼原町太郎川3799-3
[TEL]0889-65-1100
[宿泊料金]18,360円(税別)〜/一人、簡易宿泊施設ライダーズインは3240円〜/一人
[定休日]無し
[駐車場]有り(100台)
四国カルスト周辺を楽しむ
四国カルスト周辺にも数々の癒しスポットや絶景ポイントがありますので、せっかくなら丸ごと楽しんでしまいましょう!
- セラピーロード
- 四万十川源流点
- 風の里公園
- 不入渓谷(いらずけいこく)
- 早瀬の一本橋
- 雲の上図書館
上記6ヶ所をご紹介します!
セラピーロード
「森林セラピー」という言葉を聞いたことがありますか?
近年、予防医学の観点から見た「森林セラピー」に注目が集まっていて健康維持に効果的と言われています。
ストレス社会に身を置いていたり、運動不足、食の偏りだったりで健康への不安を抱える方が多い中で、健康への関心が高まってきています。
かといって定期的な運動や健康的な食事を続けるのってなかなか難しいもの。
そんな方でも気軽に健康効果を得ることができ、病気になりにくい体づくりに役立つとして森林セラピーが注目されています。


天狗荘の駐車場横からセラピーロードに入って行くことができますので、四国カルストへ行かれる際にはセットで行くことをおすすめします。
ちなみに天狗高原のセラピーロードは日本で一番高いところにあるので、高原植物が見れたり空気が澄んでいたり、他のセラピーロードでは味わえないものがありますよ!
ヒノキチップが敷き詰められているので足にもとっても優しいのも特徴です。


[住所]高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-22
[駐車場]有り(無料駐車場 200台)
[備考]セラピーガイドをつける場合は希望日の1週間前までに天狗荘へ予約(TEL 0889-62-3188)、ガイド1名 5000円(1時間程度)
四万十川源流点
全長196kmに渡って流れている四万十川ですが、その始まりの場所は津野町の不入山(いらずやま)の中腹にあります。
駐車場はありませんので、源流の碑前のスペースに車を停めてOKです。


そこから25分ほどのトレッキングをすると「源流点」に到達します。


四万十川源流は「超軟水」となっていて非常に口当たりが柔らかく、ほのかに甘みを感じます。
コップを持って行って、源流の水を味わってみてください。
この小さな沢が、たくさんの支流を集めて大河になっていくと思うと、鳥肌が立つくらい感動します……!
きれいな清流に苔むした岩、「源流」という特別感。


まるでもののけ姫の世界観に飛び込んだような、非日常体験をしたい方にはぴったりの場所です!
[住所]高知県高岡郡津野町船戸(Googleマップで「四万十川源流点」と検索することをおすすめします)
[駐車場]無し(駐車可能なスペースあり)
[備考]せいらんの里にてガイドをお願いすることができます。ガイド1名5000円、2人から受付。(TEL:0889-62-3623)
https://kawarulife.com/40010river/
風の里公園
風の里公園には20機の風車が並んでいて、その姿は圧巻です!
1号機前の展望台からは津野町〜須崎市方面が綺麗に一望でき、太平洋をはっきりと見ることができます。


20号機の展望台からは風車がずらっと並んでいる姿を見ることができます。


途中にはピクニックができる広場もあり、鳥形山がきれいに見えます。


鳥形山は石灰石が取れるので採掘するために山が削られ、白くなっています。
ここにいく前にお弁当を買って上がり、広場でピクニックするのも気持ちがいいですよ!
[住所]高知県高岡郡津野町大植3112−2
[駐車場]無し(駐車可能なスペースあり)
不入渓谷(いらずけいこく)
不入渓谷は不入山の西側に位置し、東側に流れている四万十川源流の裏にあるので「裏源流」と呼ばれています。


非常に狭い悪路を進んで行くのでアクセスがとても大変ですが、岩が削られた大きな洞窟やきれいな清流を見ることができ、とても神秘的!




近くには「農家食堂 イチョウノキ」があるので、そこでランチをしてウォーキングしながら歩いて行かれる方も多くいます。
全く観光地化されていないので、ひと気のない穴場に行ってみたい!
という方にはかなりオススメなスポットです!
[住所]高知県高岡郡津野町芳生野丙(農家食堂イチョウノキを背にして、国道を左に進むと入り口の看板が見えます)
[駐車場]無し(待避所のようなものはあり)
早瀬の一本橋
四万十川流域には多くの沈下橋があり、その数は全国最多。
そんな沈下橋の原型と言われている橋が「早瀬の一本橋」です。


橋桁の上に木の板を3枚乗せただけのシンプルな構造で、増水時には橋が流れてしまうので「流れ橋」とも言われています。
昔は増水時に壊れない橋を作る技術がなかったため、あえて洪水に身をまかせるように設計し橋の崩壊を防いでいました。
そして洪水が落ち着くと住民が橋を元に戻して再び渡れるようにするという、昔の人の知恵が詰まっています。


ノスタルジックな雰囲気で、田舎らしい景色で写真を撮りたい!
という方にオススメしたい場所です!
[住所]高知県高岡郡津野町芳生野1472
[駐車場]無し(近くの吉村虎太郎邸に駐車可)
雲の上図書館
前述した雲の上ホテルと同様、建築家の隈研吾さんがデザインされた図書館で、全面的に木を使った暖かみのある図書館です。


ぱっと見図書館には見えないくらいおしゃれで、ここを目的に旅行をしてもいいくらい楽しめるスポットです。
天井も高く開放的で、カフェも併設されているので、時間を忘れてゆっくりするのにぴったりなスポットですよ〜!
[住所]高知県高岡郡梼原町梼原1212番地2
[TEL]0889-65-1900
[定休日]毎週火曜、最終金曜
[駐車場]無し(梼原町総合庁舎駐車場に駐車可、徒歩5分)
四国カルストへのおすすめアクセス
四国カルストまでの道をナビに入れると、すれ違いが困難なほど狭い道を案内される場合があります。
運転が苦手な方はできるだけ広い道を通りたいと思いますので、ここでは広い道を通って四国カルストへアクセスできるおすすめルートをご紹介します。
高知市・須崎市方面から
高知市、須崎市方面からアクセスする場合、197号線から439号線を経由してアクセスすることが一般的かと思います。
時間的には早く行けるのですが、すれ違いが難しいような狭い道が多い上に交通量も比較的多いので、運転が苦手な方にとってはできれば避けたい道です。
【おすすめ!】もっとも広いルート
197号線 → 山の駅(JA津野山)を通過後、すぐに右折 → 幹線林道(大規模林道)
になります。
Googleマップで「民宿 天山」と入れていただくと一発です。
民宿天山の前の道を登って行くだけでカルストまで行けますので、ナビ設定される場合はこちらをおすすめします。
山道の運転に慣れている方
山道運転にある程度慣れている方は以下のルートがおすすめです。
197号線 → 439号線 → 304号線 → 幹線林道(大規模林道) → 48号線
439号線から48号線に直接入るルートが最も狭い道になるので、自信のない方は避けることをおすすめします。
高知市・仁淀川町方面/松山市方面から
仁淀川町方面からアクセスする場合、少しだけ遠回りする必要がありますが以下のルートをおすすめします。
33号線 → 440号線 → 地芳(じよし)トンネル → 梼原町 → 197号線 → 大規模林道(幹線林道)
狭いけど早い道に比べると20分ほど遠回りになりますが、広い道が続くので安心してアクセスすることができます。
安くおトクに旅をする
高知県に来て感じたことは、とにかく交通の便がよくない!笑
新幹線が通っておらず、JRも本数が少なかったりと公共交通機関はあまりアテにできません。
そもそも、高知県の観光地は車がないと行けないところが非常に多い……!
そんなこともあって、高知県に観光に来られる方のほとんどは
- 桂浜
- 高知城
- ひろめ市場
- はりまや橋
この辺で終わってしまっていてもったいない……
と感じることも多いです。
そこで必須になるのが、
飛行機で四国に来て、そこからレンタカーを借りる
です。
マイカーがある方は別ですが、都心部に住んでる方や学生さんなどは車を持っていないことが多いもの。
せっかく旅をするのであれば移動には極力お金をかけず、その分美味しいものを食べたり良い宿に泊まったり、アクティビティを楽しみたいですよね!
そんな時に心強い味方が「料金比較サイト」です。
移動手段別に、使いやすいサイトを2つご紹介します。
【飛行機】航空券を最安で購入する
私の実家、千葉に帰るときは必ず飛行機を使いますが、その時によく使っているサイトが国内格安航空券を比較できる「エアトリ」です。
どうしても飛行機は航空券が高い……というイメージ。
でも私が実家に帰るのにエアトリで検索したら、高知 – 成田間の往復航空券がなんと1万円で購入できました!
片道5000円は安すぎる……!!
何と言ってもその使いやすさ、見やすさが圧倒的!
手順はたったの4ステップ。


- 出発地を入力
- 目的地を入力
- 出発日を入力
- 「検索」ボタンを押す
たったこれだけで最安値の航空券が見つかるので、サッと調べたい時にも使いやすいです。
週単位での比較や、カレンダー表示で翌月までの比較ができます。
ANAやJALはもちろん、LCCも含めた全ての便を検索できますのでもっともおトクな便を探すことができます!


【レンタカー】最安レンタカーを予約する
レンタカーを予約する時にオススメしたいサイトは「Easy Rent Cars」です!
レンタカーを探す時にけっこう面倒臭いのが、まず目的周辺にどんなレンタカー屋があるか、というところから調べなきゃいけないこと。
調べて出てきたレンタカー屋それぞれで同じ条件で検索して……
安い方を選んで予約して……
と、旅の幹事をすることが多かった自分は、この作業が手間でレンタカー予約が嫌でした。
そんな時に見つけたのがこの「Easy Rent Cars」。
こちらもたったの4ステップで検索ができるので、見やすくわかりやすいのが魅力。


- 出発場所を入力
- 返却場所を入力
- レンタル期間を入力
- 「検索」ボタンを押す
このサイトの便利なところは、200以上の国・地域、10万ヶ所以上のレンタカー屋を網羅しているので他で検索する必要がないこと!
「面倒臭いことはなしに、パパッと最安のレンタカーを予約したい!」
という方にオススメできる比較サイトです!


四国カルスト観光であると便利なもの
四国カルストは標高1400mにもなり、ふもととの標高差はなんと1300mもあります!
ふもとは真夏のように暑い日でも、カルストまで上がると寒い……!
ふもとに比べて気温が10度ちかく低いなんてことも当たり前のようにあります。


しまてぃ
なんて事のないように、防風のパーカーやブランケットなどがあると便利です。
また、標高が高く紫外線も強くなりますので日焼け止めや帽子などがあると安心です!
四国カルスト周辺は虫が多いので、苦手な方は虫除けスプレーもあるとなお良しです。
注意点
四国カルストへ行くにあたり、いくつかの注意事項がありますので参考にしてください。
ガソリンスタンド
山道を走ると結構ガソリンを消費しますので、行く前には充分にガソリンを入れてから行くようにしてください。
カルストまで上がるとガソリンスタンドはありません。
特に、日曜日は定休日となっているところもあります。
「まだ大丈夫かな」と思っても、早めに給油しておくことをオススメします。
(カッコ内の時間は天狗荘からガソリンスタンドまでの目安時間)
津野町役場 西庁舎付近
◆JA 東津野SS(約30分)
[住所]高知県高岡郡津野町力石2887
[定休日]毎週日曜日
[営業時間]7:30 – 18:30
◆コスモ石油 東津野SS(約30分)
[住所]高知県高岡郡津野町力石2795
[定休日]第2・第4 日曜日
[営業時間]7:00 – 19:00
須崎市方面(197号線沿い)
◆昭和シェル(約45分)
[住所]高知県高岡郡津野町大野45-2
[定休日]なし
[営業時間]7:00 – 20:00(日曜:8:00 – 18:00)
◆エネオス 葉山SS(旧 ゼネラル 葉山SS)(約50分)
[住所]高知県高岡郡津野町姫野々834
[定休日]1月1日
[営業時間]7:00 – 21:00
◆キグナス(約55分)
[住所]高知県高岡郡津野町新土居375
[定休日]1月1日・2日、第4日曜日
[営業時間]7:00 – 20:00
天気
四国カルストは標高1400mの高い山なので非常に天気が変わりやすいです。
ふもとは晴れていたのに、登ってきたら曇っていたとかはザラにありますし、雨が降ると数十m先が見えなくなります。
そんな中、狭い山道をスピードを出して運転すると事故になりかねませんので、安全運転でお願いします。
リアルタイムでカルスト周辺の天気が知りたい方は、天狗荘の公式ホームページでライブカメラをチェックしてみてください。
『交通・開花・ゲレンデ』のページでは、天候や気温、道路状況、花の開花情報を見ることができます。
観光に行かれる前に、一度目を通してみてくださいね。
もし雨が降って景色が楽しめない!という場合は、セラピーロードに行ってみてください。
マイナスイオンがいっぱい出ていますのでリフレッシュ効果も抜群ですよ!
その他
カルスト縦断線(県道383号線)は冬季になると閉鎖されます。
初雪が目安となり、例年12月初旬〜3月末ごろまでは車やバイク等で通行することができません。
ただし、冬季通行止めの期間は、天狗荘に車を停めて遊歩道を通ってなら行くことができます。
天狗荘〜姫鶴荘までのドライブロードは道が狭く、一部すれ違いができない道がありますのでスピードには充分注意し、譲り合いをお願いします。
天候が悪い場合、景色が一切楽しめません。
その代わり、雲で数m先が見えないという非日常体験をすることができます!


まとめ
以上、四国カルストを楽しむためのポイントをご紹介させていただきました。
四国カルストにはまるでスイスかのような牧歌的な風景が広がっていて、年間十万人以上が訪れる人気の観光スポットとなっています。
せっかく行くからには、周辺観光も含めて存分に楽しんでいただければと思います!
ただ、狭い道が多いので事故だけは細心の注意を払って楽しい時間をお過ごしください!