たらこの燻製の作り方|ペペロンチーノの具材におすすめ!

どうも!しまてぃです!
スーパーでふと目に入ったたらこ。


しまてぃ
と直感して、実際作ったらやっぱりめちゃくちゃ美味しい!!


もちろん、燻製たらこをそのままお酒のアテにしてチビチビ食べてもかなり美味しいです。
もしお店で燻製たらこを頼もうものなら2本で600円は覚悟ですが、自宅で作れば半額くらいでできてしまいますからね!


なんていう方にもぴったりです!
でもせっかく作るなら少し多めに燻製たらこを作って、ペペロンチーノの具材にしてみてください。
普段の料理のレパートリーに燻製が入るだけでグッと味が変わってマンネリ脱出できますし、なにより料理上手になった気分です!
毎日メニューを考えて料理を作る大変さはよくわかりますので、燻製を取り入れて楽しくやっていきましょう!
たらこの燻製を成功させるコツは「乾燥」
いきなりですが、たらこの燻製が失敗しないためのポイントを先にお伝えしておきます。
それは「よく乾燥させること」です。
たらこに限らず、魚介類全般など水分を多く含んでいるものはしっかり乾燥させて、水分をできるだけ取り除いておきましょう。
どれくらい乾燥させるのがいいかというと、カチカチになるくらいです。


これは干しネットに入れて風通しのいいところで1日、冷蔵庫の中でラップをせずに2日でここまで水分が飛びます。
燻製中に食材に水分がついてしまうと、煙がうまく食材に乗らず、しかも嫌な酸味が出てしまいます。
失敗から学ぶ!燻製中は気を抜くと食材が台無しになるよ!という記事で、燻製が失敗する原因についてまとめていますので一度ごらんください。
とはいえ乾燥させてる時間もないし面倒臭い!という方。
大丈夫です、そんな方の為にも失敗しない作り方をお伝えしますね♪
たらこの燻製の作り方
まずは燻製器にアルミホイルを敷き、燻製チップを10g入れます。


量を計るのが面倒!という方は、一握りのチップを入れてくださいね♪
今回使ったチップは、新富士バーナー社のブランド「SOTO」のウイスキーオーク のチップです。
ウイスキーオークは香りは強くありませんが、口に入れた瞬間「ふわっ」と甘い燻製の香りが広がりすごく心地いいです。
燻製器を強火にかけて十分に煙が出たら、弱めの中火に落としてふたをして10分待ちます。
ここでポイントです。


相談者
という方は3〜5分に一回ふたをあけて、たらこについた水分をキッチンペーパーで素早く拭き取ってあげてください。
これをするだけでかなり失敗する確率が下がりますよ〜!
またその時に、色づきがだいぶ進んでいたり、火が通り過ぎているようであれば火を止めてしまっても構いません。
火を止めても5分くらいは煙は出ていますので安心してください!
そして完成したのがこちら。


燻製した直後も美味しいですが、冷蔵庫で1日寝かしてあげると味が馴染んで美味しくなりますよ〜♪
誰でもできる絶対に失敗しないペペロンチーノの作り方
それではここからはアレンジレシピです!
燻製たらこの風味を存分に味わっていただきたいので、ここはシンプルにペペロンチーノの具材にしていただくことをおすすめします。
でもペペロンチーノを作るとよくある悩み…


相談者
ペペロンチーノ自体の味付けは、
- にんにく
- 鷹の爪
- 塩
- パスタの茹で汁
しか無いので、美味しい・美味しくないがわかりやすいです。
でも誰でも出来るちょっとしたコツを押さえるだけで、見違えるように美味しくなります!
そんな美味しくなるコツを惜しみなく公開しますのでお試しください!
ペペロンチーノの材料
- パスタ – 120g(お好きな量で構わないです)
- にんにく – 2かけ
- 鷹の爪 – 1本(種は取り除く)
- 塩 – 適量(後述します)
- オリーブオイル – 大さじ3程度
- パスタの茹で汁 – おたま1杯分
- 燻製たらこ – 1本
- 大葉 – 3枚
パスタを茹でる塩加減で成功か失敗か決まる
さっそくですが、最初にして最大の味の決め手のポイントです。
鍋もしくはフライパンにたっぷりのお湯を沸かし、「スープとしては少ししょっぱい」くらいの塩を入れます。


え?引くくらい塩入ってない?
と思うかもしれませんが、思ってる以上に入れて大丈夫です。
味見しながら、「スープとしては少ししょっぱい」くらいの塩加減になるまで塩を溶かしましょう。
こうすることでパスタに塩味がつきコシが出て、「味がしない…」のを防ぐことができます。
茹で時間は、標準より20秒ほど短くしてください。
ペペロンチーノソースを作る
意外と盲点だと思うのですが、ペペロンチーノ「ソース」を作る、という意識が大事です。
ナポリタンソースとかカルボナーラソースがあるように、ペペロンチーノも「ソース」を作りましょう。
まずはフライパンに大さじ3程度のオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れます。
このとき、フライパンを少し傾けてあげるとやりやすいです。


また、この時火加減は「ごく弱火」です。
次第にふつふつとにんにくの周りに泡が出てきますが、この時オリーブオイルへにんにくの香りが移っています。
ふつふつしてきたら、燻製たらこをほぐしながら入れましょう。
燻製たらこはあらかじめ細かく切っておくと楽です。


鷹の爪の辛さが平気な人は、このタイミングで鷹の爪も一緒に入れてください。
あまり辛いのが得意ではない人は、にんにくの色が黄色く変わってきたタイミングで鷹の爪を入れてください。
そうしたらパスタの茹で汁を入れて、フライパンをくるくる回しながら「ソースが白っぽくなるまで」オリーブオイルとパスタの茹で汁を混ぜ合わせます。


これが「乳化」と言われているもので、水と油が混ざっている状態です。
乳化するとペペロンチーノソースの完成となります!
パスタとソースを絡ませながら更に乳化を促進する
茹で上がったパスタをソースのフライパンに入れて、フライパンを大きく振ったりしながらソースを絡ませつつ乳化も促進してあげます。
よく混ざったらお皿に盛り付けて、千切りにした大葉を乗せて完成です!


まとめ
燻製は「乾燥」させることで失敗しにくく美味しく仕上がります。
でもそんな時間は取れない!という方でも、燻製中に1〜2回こまめに水分を拭き取ってあげれば失敗しにくいので安心してください!
またペペロンチーノは
- 茹で汁の塩加減
- ペペロンチーノソースを乳化させる
を押さえてしまえば美味しく仕上がりますので自信を持って作ってください!
300円で作れるダイソー土鍋燻製器については燻製はダイソーの土鍋でできる!300円で燻製器を作ろう!という記事をごらんください。
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